生物学科のフィールド実習

最初の大学では生物を学んでいました。生物学には森林や土壌など生態系のレベルで物事を考える分野(環境生物学など)もあれば、DNAや蛋白質など分子レベルで物事を考える分野(分子生物学など)もあり、幅広い分野で研究が行われています。生物学は医学や農学とも関係が深く、私のいた大学でも他学部との間で人の行き来がありました。

生物学科の授業は座学と実験実習、論文輪読などでしたが、フィールドに出かける実習もありました。例えば高山に出かけて森林限界を観察したり、動物園で実習するなんてことも。動物園ではバックヤードで高所からキリンを観察したのですが、間近に見るキリンの頭部は想像以上に大きく、そしてキリンのヨダレが非常~に臭かった。臨海実習では、夜の桟橋で観察したウミホタルの発光がとても美しかったことを覚えています。泊まりがけで行うフィールド実習は、美しい風景と共に今でも強く印象に残っています。

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